参加者はざっと50名ぐらい?学生、朝は弱いらしくて、10時スタートだったけど最初は20名ぐらいからスタート。OBは11名ぐらい。第一部は参加しているOB全員?が自己紹介。今回の仕掛け人?は東工大OBの宇井さんらしい。僕は直接知らないけれども、川島さんの著作で登場してたよね、確か。司会の宇井さんに加え4人のパネラーを配置。文科省・JAXA・大手電機メーカー・中小電子部品製作会社の4人を選定することにより、宇宙関連の上流から下流までを網羅したとの事らしい。
企画目的は、基本的に”宇宙分野”という、とてもとても閉鎖的かつ求人枠の少ない分野への就職を希望する学生達が、OBに就職に関する話し、就職前に知っておくべき話し、あるいは宇宙分野に就職すべきなのか、別分野に就職するべきなのか?等を聞いてみたいとの事であるが、実は”OBになったらなかなか会う機会がないから、これを機会に飲み会を実現”と言うことらしい。なるほど。しかして大体において、そー言うのって”あの女の子は今どーしてるのかね?飲みたいよね?”とか言う理由で企画されたりするもんだよねぇ。それが証拠?かわかんないけど、僕の中高は1回も同窓会無しだもんね<だってうちは男子校。
話しが横道に逸れたが、参加者の中には他にもUNISECのOBが居て総勢11人ぐらい。内2人は文系の学生で、技術系から政策系まで、UNISECには広く人材が居ることが良くわかる。この辺がUNISECの面白い転の一つだと思う。
まず最初のテーマは”未来”。宇宙分野に進むのか非宇宙分野に進むのか。進学するのか就職するのか。官業に就くのか民業に就くのか。大企業に就職か中小企業を目指すのか。様々な”未来”の選択肢があり得る。これは別の視点で捉えると、仕事の質の違い(レイヤー=階層)の観点からも捉えられると分析する。すなわち、①政策・経営層:何をするのか、②マネージメント層:「どう」実現させるのか、製造層:「ものづくり」をしていくという分類。後のコメントや質疑でも出るが、このあたりの仕事のとらえ方というのは、実にUNISECらしいと思う。まずはこの観点から、パネラーに”何故今の業界を選んだのか”、”仕事の階層と言う面で考えるとどうなのか”に関して発言を求める。
以下は発言を箇条書きにまとめますが、、、、以下も同様ですが、ビデオの調整をしながらのメモだったので間違えてたらゴメンね(^_^;>発言者各位 御指摘いただけたら後で修正します。と言うわけで以下発言主旨。
まず東北大OBの三輪さん。現在は某大手電機メーカーに所属。
宇宙分野を選択したくて就職活動。その他は就職活動せず。自分がやりたいことを、”宇宙に行きたい”から考えるのではなく、”宇宙を使って何が出来るか?”を考えるところから始めた。そう考えると、JAXAでやってること、民間企業でやってることが違う事が見えてきて、民間企業を選択した。その中でもビジネスに係わっていきたいとの希望(需要があるところに供給があるビジネスに必要な嗅覚が、世の中でもっとも必要なのでは?そう考えると官需ではなく民需を中心に考えたい)今必要なことを考えられるエンジニアになりたい。その中でももっとも新規なビジネスプランを打ち出している今の会社を選んだ。
次ぎに文科省に進んだ田島さん。
レイヤーを考えて、自分の進路を決めた。学部2〜3年からまず公務員になるつもりだった。政策・経営に係わりたかった。大学院に行って、行政の知識を身につけてから就職がしたくて院にも進んだ。科学技術に関する行政を行いたくて文科省を選択。就職先を選ぶときには、長期間にわたって働くことを考え、組織のアイデンティティーと自分がやりたいことが一致しているところを選ぶのが良い。
次はJAXAに進んだ占部さん。
自分の趣味を仕事にする or 趣味が出来る時間が取れる仕事をする方法があるが、最近は定時で帰れる職場は少ない。そう考えると好きなことを出来る仕事を選ぶのも一つの選択。就活では宇宙に絞って実施し、JAXAに決めた。自分が感心のある有人とか衛星など、全てのキーワードを含んでいるのはJAXAであるからと思ったから。日本として宇宙開発を進める中心はやはりJAXAだと思った。(もちろん方針は文科省が決め、実際は企業がやっているが、とエクスキューズするところがJAXA歴長いなぁw←これ、秋山コメントですが;)。ホントにモノ作りしたければJAXAはでは無くて民間がよい。
最後が中小で電子機器を作る水見さん。
中小企業でものづくりがメイン。学生時代に缶サットをやってきた。1年目だったので先輩も居らず、自分達で試行錯誤しながら進めて来た経験で、ものづくりの大変さも理解できたし自分で開発した物を衛星やロケットに活かせる喜びも知り、そういう事を現場で出来る場所として中小企業を選んだ。中小は大企業からの依頼を受けて仕事をするが、フットワークが良いのが利点。書類に振り回されないで、”秋葉原系”(隣の人にちょっと頼んで仕事が出来る)のが良い。また一人一人の顔が見える点も利点。会社としてもARLISSに参加させて貰った。
ちなみに会場に来ている就職活動前後の学生は4〜6人ぐらい。そろそろ就職活動を考えなければならないなぁという学生は20名ぐらい。会場での質疑がいくつか。
Q:まず中小で、宇宙機に実際搭載される部品を作る会社探しに関して。「就職してみたら”ああ、此処がこの部品を作っているのか”とわかるけれども、就職活動時期にはなかなか見つからないのでは?どうやって見つけたの?」
A:「現在の会社は、就職を決める前、キューブサットの製作で通信機器系の設計の時に相談に乗って貰っていた会社だったから知っていた。製作にあたりいろんな人に話しを聞きながら、コミュニケーションの中で今の会社に出会った。現在ではインターネットなどを通じて情報はいろいろと集められると思う。」

Q:「学生プロジェクトを進めていくと、全ての階層を経験することが出来る。そうすると全てをやりたいという気持ちが強くなってくる。とすると就職活動の上流から下流までで幅広く就職活動をした人の意見を聞きたい」
A:JAXA以外でもメルコなど受けた。JAXAはものづくりをする環境ではないが、メルコなどは製造だけをやっているわけではなくてマネージメント等の部分もある。
A:メルコやNTSで無ければ日本では大きな衛星を作れないのが現状。民間では新規のプロジェクトを実施しようとしており、JAXAの発注以外にも事業を立ち上げようとしている。将来のことも考えている事を考えると、単なるものづくりやに留まらない活動が出来る
A:大きい会社の方が物も作れるしマネージメントも出来るチャンスがあるのは確か。ただし人生長いので、最初にものづくりの経験から入っても、その後他の分野にも進む事も出来る。
A:JAXAでコンタミ管理を実施したがコンタミ管理は歴史が浅い。コンタミ管理を初めてみて、JAXAの中で聞ける人が居なくて自分で一からやるしかなく、試行錯誤しながら実施した。この例にみられるように、プロジェクトは基本的にメーカーさんと一緒にやるが、センサー開発系の部分は利益が得られない部分では、JAXAが主体となって実施することもある。
A:ロケットが好き、衛星が好きで入った人達は全ての階層をやってみたいと欲張りに思うのはある意味当然。ただし会社に入っても、実はいろんな階層がある。自分がどの部分に重点を置いて働きたいのかを考えるのも良い。
A:企業の採用という面でみると、何に一番モチベートされるかを突き詰めて考えると良いと思う。どういう時に自分はやる気を感じるのか?を説明できると、企業側もその人がどういう分野で頑張れるのかが見えてきやすい。第2新卒(25ぐらい)が、3年以内で転職する例が多い。このような短期間で辞める人が増えているのは、自分のモチベーションを理解せずに就職したから?
A:自分は就職にあたって広い分野に興味を持っていたが、面接官と渡り合って行く過程で、自分のやりたいことがわかってきた。
A:今回の話しは個人の視点がすごく強いと思おう。しかし国の中で、社会の中で、自分がやるべき仕事、自分の守備範囲はどこかという視点も必要なのではないか?
A:就職活動をするというのは良い面も悪い面も見えてくる。しかし悪い面が見えても、そこを変えて行くべきだと考えて入っていく、自分が帰るという使命感を感じるのも良いのでは?UNISECの人脈を使うことで可能になることも色々ある。
実はここの部分では僕も発言したし、いろいろとコメントもあるけど今回は割愛。またの機会に語ろうじゃないか。ちなみに昨晩は、まさにこんな話しを高校の同級生と延々やってたんだよねぇ。

Q:ホントに自分にあった仕事を最初から見つけて入ることがどのぐらい重要なのだろうか?違うのじゃないかと思って仕事を辞めることのリスクは?
A:宇宙関係の仕事をやっている最初独立系のソフトハウスに就職したが、仕事が他の分野がメインになってしまった。色々やってみて、情報共有化がメインにやりたいのかなと思い、大手に転職をした。途中に方向転換も有りなのかと思う。現在は転職を支援する組織も多い。そういう組織はコーディネーターさんが充実している。
A:仕事はやはり自分のために働くべき。40年ぐらい働く中で、自分にとってベストだと思う仕事をすることを考えると、社内での転部、あるいは転職を考えるのも良い。
A:宇宙の業界に行くのをあえて避けた。就職活動をするときに、”宇宙をやることにどんな意義があるのか?”と考えると良くわからなくて第三者的な会社に入社した。今、誰かの為になる仕事をしたいと思っている。他人のためになるのが自分のためという感じ方もある。学生の頃は宇宙宇宙だったが、今はそうでもない。就職してからわかることも沢山ある。宇宙関係の業界に行っても、ホントに自分のやりたい仕事が出来るかと言えば必ずしもそうではない。
んー。なんだかこの場の雰囲気は、”仕事が肌に合わなかったら転職すりゃいいじゃん、楽勝楽勝!”という感じだったが、入社十年目にして転職し、非常勤時代を2年体験してようやく常勤に就いた僕の個人的な感想から言えば、そんな簡単な門じゃないと思うんだけどなぁ。ま、しかし今日はOBが現役に語る会なので、ちと我慢して何も言わずにおりました。

次のテーマは能力について。学生時代に身につけた物として、専門能力、マネジメント能力(人、時間、予算)、コミュニケーション能力、人的ネットワーク等々考えられるが、UNISECだから得られた能力とはなんだのか、また、学生時代にやっておきたかったことは何ですか?というもの。今回もパネラーがまず一言づつコメント。
まずお一人目。技術的な知識が必要となる職場にいて、狭く深くの知識が求められる。学生時代に実施した缶サット・キューブサットを通じて生まれたコミニュケーションが、今生きている。特に小さい会社なので、いろんなコミュニケーションを出来る事が重要。小さい会社だと、一つのプロジェクトを上から下までやってる経験を持ってる人が少ないので、缶サット・キューブサットで培ったプロジェクトを完結させる経験が役に立った。また社内でARLISSに参加することにより、人をどう動かすのかを学ぶことが出来た。
お二人目。プロジェクトを1サイクル経験していること、人的ネットワークがUNISECに参加した利点。現在の職場でのプロジェクトは1サイクルが10年などに及ぶため、なかなかその経験が入社しても出来ない。UNISECの中でみに社会を体験することが重要な体験だった。また一研究室では出来ない事をUNISECは実施している。UNISECの成立経緯など、OBに聞いてみると良いかも。
三人目。SDFの活動はUNISECが無いと実施できなかった。UNISECの活動をみてきたことで、今自分が文科省で実施する仕事をする上で役に立っている。
4人目。複数の人・複数の団体で何かをすること、がUNISECの重要ポイント。一人で考え一人で仕事をするのではなくて、複数の人とコミュニケーションをすることで仕事を進めるのは、会社に入って仕事をするのと同じ。会社で言われるのは現場に足を運べ、人と良く話し合え、単なるものづくりマシーンになるなと言うこと。人とコミュニケーションをとって何かをやるという視点が、理系では欠けてる人も多いが、UNISECで数十人単位でのコミュニケーションを体験しているとそれが役にたってくる。
その他にも会場からいくつかのコメントが。
キューブサットを作るときに通信系の担当をした人間が、実際に今、通信系の仕事で就職していることもある。能力はどれだけ真剣にやったのかに比例する。
自分が一生懸命やっている時に、ふと隣を見ると同じように頑張っている人が居るというのは社会に出てもすごく力づけられる。一緒に共闘できた仲間とは、10年後、20年後にもまたすぐ信頼関係が築けるはず
良いライバル関係を築けるというのが、学生ならではの利点。利害関係が無く、協力・競争が出来る。またSDFのような組織と触れ合うというのも、理系の研究室だけでは体験できない人間関係の構築。一研究室だけでやってると妥協が生まれるかも知れないが、良いライバル意識が生まれる。
このあたり、みんなさすがに良いことを言う。というか、UNISECの良い点が良く表れていると、僕も思う。
最後のテーマは両立について。すなわち、プロジェクトと研究とか、チャレンジと信頼性、学生の入れ替わりと継続性等々、両立困難な問題に関してどうやったら両立できるか?と言うテーマ。その中で、例えばプロジェクト=研究への道はないのだろうか?とか、継続(技術継承)に必要なことはなにか?とか、モチベーションの維持に必要なことは?と言った設問。
まず一人目のコメント。ARLISSを3年実施してきたが、東北大学チームは年々レベルアップをしてきた。前年の失敗をきちんと文章化するなどして、情報の共有をすることが出来たのがこのレベルアップできた原因。結果をその場で途絶えさせるのではなく、後は誰がやってもそこまで持って行けるようにすることが重要。そうすると新規開発だけじゃなくて改善に目が向くはず。
お二人目。新規性/継続性に関して、前の人がやったことを理解するのには1年はかかるのでは?伝統芸能の世界でも守・離・破が行われる。まず先人のやったことを守り、そこから離れた物を探ってみて、最後にそれらを破ることで自分としての芸を作り上げていく。学生プロジェクトも同様に、まずは先人のやったことを理解するのが重要なのではないか?プロジェクトと研究の両立に関しては、学校の勉強はもちろん頑張ってする必要があるが、実際的には確かに厳しい。プロジェクトでは他の人の都合にも合わせる必要があるために時間的な制約も大きい。プロジェクト遂行にあたっては、参加者の予定も加味してスケジューリングすることが望ましい。
3人目。前の人がやったことを知った後で、それが最適であったのかどうかを自分なりに考えて欲しい。そこから技術の進歩も生まれている。部分部分は前年度の遺産が得られるが、システム全体に関しては自分達で納得のいくシステムを考えて欲しい。プロジェクトと研究の兼ね合いに関しては、研究でもプロジェクトでもやることは基本的には一緒だと思うので、上手く自分の中で時間配分をしてやっていくことが重要。
そして4人目。運良くプロジェクトと研究が似ていたので他の方の意見を参考にしてください。チャレンジと信頼性に関しては、UNISECに限らず企業でも重要な課題。ネジ一個でもそれを使って良いのかを吟味している。企業であればチャレンジできないことでも、学生のうちだとチャレンジできることもあるからどんどんやって欲しい。<でも信頼性は保って欲しくもある他の大学の人の話も聞きながら、様々な情報交換をしていた。他の大学とも連携をしながら、信頼性を上げつつ様々なチャレンジを実施していくのがよいのでは?
会場に聞いてみると、参加している学生のうち、3人ぐらいしかプロジェクトと研究が一致していなかった。ほとんど(20名ぐらい?)はいろいろと悩んでいるとのこと。確かにねぇ。このあたり、秋田大の学生も良く悩んでいる。特に秋田大の場合は課外活動なので、正規の授業とは全然リンクしてないからなぁ。
その他のコメントは以下。
学生だからこそ出来るチャレンジをやっていきたい。それが失敗することも多くあるが、学部の2〜3年生のモチベーションを高めさせるには、失敗を恐れないチャレンジ精神が必要。チャレンジ精神を発揮して失敗したときに、何が駄目だったのかを分析するのは学部2〜3年生で実施するのは実は困難。そこで先輩が何故失敗したのかを分析してあげるのも重要。また学会等でも、失敗談を発表していくことが重要なのではないか?それがUNISECとして重要な活動になっていると思う。今年度の目標に関してスピーチに終わるのではなく、若い世代に失敗談でも発表できるだけのしっかりとした失敗談にしていくことが重要だと思う。
これに関しては、”そういうワークショップをUNISECで作っても良いのでは?”との提案も出る。
また、会場の学生達に、先輩から、ARLISSに向けてのレクチャーなどを受けましたか?と聞いてみたところ、10人ぐらいしか受けていない事が判明。これはちょっと意外。学生に聞いてみると、
・レクチャーを受けて参考にはしたが、自分で作りたいという意識も強かったので、自分で最初から設計をやり直した。昨年と同じようなミスもみられた。
・ARLISSに関しては最近は文章化されておらず、昔の資料を引っ張り出して読んでいる状態。
等のコメントが。それに対してOBからは、
・デバイス等は日進月歩なので、既に手に入らない物もあるはず。毎年文書化して情報を共有することが必要不可欠。
・失敗を蓄積する力を付けるべき。
・技術継承しやすい設計にして欲しい。突貫作業でやるよ、継承しにくい物になってしまう。あらかじめコンポーネントを分けて、プログラムにはメッセージを入れるなどして、技術継承をしやすくする。また、設計思想を継承して欲しい。また安全基準に関しても情報を引き継いで欲しい。
・チャレンジと信頼性は必ずしも同じ天秤ではない。チャレンジし続ければ信頼性が落ちるとは限らない。チャレンジすればするほど時間は必要になるが、その前にきちんと説明できる(作り込んでいく)ようにしてから実施すれば信頼性も上がるはず。
・何処まで作り込めるのか、どれだけの時間があるのかを考えて実施することにより、しんらいせいは上がる。成功体験をチーム全体で経験することも重要。
などの意見が出る。
また学生からの質問で、プロジェクトと研究が一致しなかったときに、どう両立しましたか?と言うのが出る。これってある意味ホント深刻。
それに対するOBの答えは・・・百パーセント両立できた人は聞いたことがない。先輩も両立は出来てなかったのでは?ある程度時期を分けるというのは一つの方法。ゼミの前の日は研究をやる、とか。自分が集中しているときにもう片方とも薄皮一枚で良いから繋がっていられるようにするとまたすぐに戻りやすい。
だってさwまぁ完全なる対処法は無いって事だよね、これ。
最後に、今までのOBは”卒業したら疎遠になる”という問題点が挙げられ、今後はOB同士の交流や、学生とOBの交流が図れないか?との提案が出る。出来れば今後、OBは所属研究室を超えてUNISEC-OBとして、様々な学生と気軽に交流をしたいとのこと。その為に、例えば最低1回、総会のような機会を利用してOBが交流できる今回のような企画を実施したいとの意見がなされた。うん、みんなまとめて能代においでよ♪

一番最後の最後に、UNISAT時代から衛星プロジェクト支援を行っていた白子さんから以下のコメントを戴く。
宇宙という言葉が聞けない時代(ペンシルロケット)から、スプートニクの時代を通じて、NEC→JAXAの招聘職員として宇宙に係わってきた。昨年3月までJAXAと係わっていた。今はJAXA全体としての関わりはないが、月探査(SELENE)・高速インターネット衛星などに専門委員として係わっている。
今回の企画に関しては、昔から自分でも是非実施して欲しいと思っていた企画だったので参加した。話しを聞きながら、自分自身も心臓がドキドキした。学生と一緒に自分が何かをやることはこれから無いかも知れないが、自分が未だに宇宙という大きなフィールドの中で真摯に取り組んでいる人達の情熱の中に居ることを再認識した。もちろんこれは宇宙に限る話しではないが、人間の探求心・夢を追い求める姿勢に、若い人達に係わっていって欲しい。
宇宙に行くチャンスはとても少ない。お金を出せばいけると言うが、みんながそれに注ぎ込むマンパワーを考えると、やはり大変な一大事業。やるからには成功して欲しい。ちょっと調べたらわかるような失敗はやってはいけない。
OBとの交流機会は是非続けて欲しい。UNISECというプロジェクト志向の強いあり方もあるが、その前座としての衛星設計コンテストとの連携を深めることで、広い意見が集約できるようになると思う。キューブサット・ロケットを進めていく上で、様々な協力が必要であるが、進める上で係わる人、一人一人の覚悟がはっきりしないと、応援しづらい。その覚悟は、社会人になっても、どんなフィールドでも役に立つはず。

・UNISEC OB企画

投稿ナビゲーション


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です