12/16、堀江社長の御講演が都内で開催されました。これを拝聴するのが今回の上京の目的の一つでした。御講演内容を私なりに簡単にまとめると、
 * LIVE DOORは今後5年程度を目処に、軌道上への有人打上に出資する
* 旅客/貨物を分けて打ち上げることを予定
* 貨物用ロケット、有人用ロケット、有人カプセルなど主要技術はロシア等から購入予定
* 有人機の回収には、パラフォイールを用いたカプセルを使用
* 打上機体は出来る限りコンパクトにし、移動射場をもちいる
* 打上回数をなるべく多く行い、初期不良の洗い出しを早期に進める
* ブッシュよりも先に有人火星着陸を目指す
* 予算規模は数十億円以内
御本人は自分をトロイ発掘を行ったシュリーマンに例えられていましたが、つまりは”金は俺が出してプロデュースする”と言うことだと思います。コストは出来る限り削減するとも明言していました。とすると、以下のような状態なのかな?と思いました。これらはホント、私が今回の講演を聴いて思ったことに過ぎませんので、その点は御留意ください。何故そう思ったのか等、疑問があれば本日のツッコミでどうぞ!
* 現段階で国内の技術者がブレーンとして付いては居ない?
   →(12/18 訂正)やっぱり付いてるんだ、と訂正します。んー。御講演以外の話しも含めての総合判断だったんですが、ちょっと自信が無くなってきました。
* パラフォイールを用いた有人カプセルの技術は現在実用化されていない(構想としてはある)ため、この部分は国内で開発する必要がある
* 打上射場は海上発射を考えているのではないか?
* 今回の講演では投資に関しての言及はあったが、収益に関しての言及は無し。X CUP方式で興行としての収益を見込んでいる?
結局、国内で技術開発をして国内で打ち上げてと考えると許認可が大きい国内ではかなりコストがかかります。既存の技術で買えるものは海外で買ってきて、実施に当たってコスト高を招く様々な制度があるなら、それの無いところでやろうと言うことでしょう。金は日本が出すが要素技術等は外国から買ってきて、実施場所も公海上などにして、後はひたすら打上回数を稼いで新規技術の初期不良も洗い出していく、と言うことだと思います。チームは日本人だけじゃなくて、外国との混合チームになるんじゃないかと思いました。
(12/18追加)堀江社長の今回の発表を”眉唾だ”という人もいれば”すばらしい”と絶賛する人も居ますが、どうなんですかね。私の感想は、ただ一言。お金があるって良いな、ってことだけです。例えば、あの内容をお金のない人が言ったとしたら、ふーん、で終わるでしょう。堀江さんがお金を持っていて、チャレンジングな部分に投資をする人だとみんなが感じているから、今回の話は”ひょっとしたらやるかも”と思うんだと思います。実際に出来るかどうかと聞かれたら、かなり困難がつきまとうでしょう。でも彼はやる気だと思いますよ。既にいくつかの手配はしてるんでしょう。また、夢を大きく語りながらも、かなりの現実主義者だと思いました。火星まで行くぞ!と言ったことがマスコミでは大きく取り上げられていますが、彼の講演を良く聴くと、それよりも5年以内に周回軌道へ人を送ることに主眼があることがわかります。また、周回軌道にいきなり?と思ってる人も居るようですが、おそらく無人での有人仕様カプセルの試験から始めて、様々なテストを繰り返し繰り返し行うんだとおもいます。このあたりは、彼は技術者の意見に素直に従うんじゃないでしょうか?そんなことよりも、まだ見えてこなくて一番興味が持たれるのは、彼の得意分野でもある”金を稼ぐ”部分です。今回の投資が投資倒れになるんじゃ?と心配するのはごくごくノーマルな反応だと思います。私もどうやって収支をプラスにするのかよくわかりません。しかし、この分野こそ、彼がもっとも得意とする分野な訳で、ここでどんな秘策を打ってくるのか、それが楽しみです。

・LIVE DOOR堀江社長の御講演(ちと訂正)

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