火星探査車が初めて「穴掘り」" data-hatena-bookmark-layout="simple-balloon" title="このエントリーをはてなブックマークに追加"> このエントリーをはてなブックマークに追加

(秋山の個人的な感想)これですよこれ、まさに、私がSELENE-Bでやりたかったことは。先を越されちゃいましたが、Spiritの顕微カメラ(MI)は分光できないんですよね。日本は岩石研磨装置と分光装置を組み合わせた地質探査ユニットを開発すべし、です。がんばろう。って、装置の作成は工学の人にお任せですが、私は理学的に観測方法とかを考えているんですが。ちなみにこの研磨面の拡大図がこちらでみれます。これをみると、まず白い結晶サイズが小さいですね。このことから、(これがホントに玄武岩としてですが)この岩石は地表面で急冷したといえましょう。また、この小さい白い結晶よりちょっと大きめの黒い丸が見えますが、これは気泡だと思います。気泡が少ないと言うことは、脱ガスしてから固まったことを示しています。すなわち、脱ガスするぐらいの時間ゆっくりさまされて、地表に出た、ということでしょうか。マグマだまりがあるのかもしれないですね。ただ、それにしては気泡の数が少ないようにも思うので、あれがホントに気泡かどうかは要調査です。あと、磨いている課程で白い結晶がぼこぼこと脱落しているように見えます。このあたりから、結晶の堅さと石基とのくっつき具合との関係がわかるかもしれないですが、研磨の力学的データがわからないのでなんとも。といったところでしょうか。今わかることは。あと、これを見るとやはり鏡面反射成分が拡散反射光よりもかなり大きな影響を与えていますね。ふっふっふ。このあたりの関係を今まさに論文化しているところです。お楽しみに。

火星探査車が初めて「穴掘り」

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