まずは日大の報告。今度打上予定のSEEDに関して。完成は2004年。2年も待ったのか。。。。14個のキューブサットと一緒に、一度に打ち上げられるとのこと。バラバラと放出される様子って、見れたら結構面白いかも。今回の打上は、2004年の学生の力が何処まで通用するのか?現在の学生にどのぐらいの運用能力があるのかを目的とするとのこと。2004年当時の学生さん達って、今はどんな気持ちで見守ってるんだろう?社会人になってる人とかもいるに違いない。職場の人は知ってるのかな?打上成功まで黙ってて、打ち上げた後で”実はね・・・”とか言ってたら格好いいかも知れないが、いや、きっと大騒ぎしてるな(笑)
打上予定は平成18年7月27日4時43分(JST)。予定軌道は高度500km、周期は95分。27日9時頃に日本上空を通過予定。このときに後で話が出てくる、GSN(地上局網)が上手く働くかも見所だ。しかしGSNはDSNにも比すロマンがあるよ、ウン。秋田大も早く参加できればいいのだけど。
打上費用は4万ドル。2003年11月に覚書を交える。主衛星EgyptSat-1の開発が遅れたことにより度重なる打ち上げ延期。半年に1回、充電・チェックを行ってきた。衛星はアメリカからロシアに輸出されて打ち上げられるため、アメリカ出航後は日大関係者も全然タッチできず。このあたり、今後H2Aでの打上が可能になってくるわけで、事情は変わっていくと思う。こう考えるとやっぱり自国で打上が出来るというのは重要なことなのだ。
やってみて感じてること(打上が成功したら・・・とのエクスキューズ付き)。CubeSatは初めての人にはちょうど良いサイズ。ちゃんと作ればちゃんと動く。この世界、「ほぼ動く」なんて言葉は存在しない(宇宙はそんなに甘くない)。いろんな人のおかげ。「思い」が大切。
どれも含蓄の深い言葉である。願わくば秋田大の連中も、衛星打上が成功した暁にはこんな境地を実感できることを。

次ぎにアマチュア無線衛星の打上に関して、近藤さんのお話。実はアマチュア無線衛星に関してはいろいろと繋がりがある。その昔、武安さんのお話をお聞きしてビデオテープにまで撮りながらテープ起こしをほったらかして既に4年?ひぃぃぃ、、、ごめんなさい>武安さん。また先日は中根さんにもお話を聞いたばかりである。今でこそ学生のキューブサットが手作り衛星として名を馳せているが、なんのなんの、実はもっともっと昔から、アマチュア無線家達は自分達の衛星を上げているのだ。この偉業に携わった方々のお話を
、多くの学生にも知って貰うべきだと僕も常々考えていたので(←んじゃはやくテープ起こししろよ、ですな(^_^;)、今回の発表は良い機会だと思いました。
アマチュア無線衛星は1〜3号機を打上。今、2号機と3号機がまだ生きている。3号機は11年目を迎えている。打上→打ち上げ直後まではみんな一生懸命だが、長く続くと大変。運用は長丁場の苦労の多い仕事。打上は出発点だと理解が必要。なかなか含蓄のあるお言葉である。最後に電離層の影響を受けて電波が変調するようすろ音で披露。宇宙を飛ぶ電波にちょっと感動。
その後の質疑応答を少しメモ。アマ無で市販されているのは2.4GHzまでしか売られていない。これ以上は今後出てこないだろう。ヘテロ変換器(←でいいのかな?)を使って周波数を高くする方法もあるが、精度が余り良くない。1200MHzぐらいまでは使う人も多いが、それ以上に関してはあまり使っている人は居ない。
10GHzぐらいで衛星と通信する場合に必要な電力は?→空中線電力の制限(2W)が障害になりそう。電力は簡単には出ない。
CUTEでは1.7GHzを使うときに各国からいろいろと干渉があった。2.4GHz以下は1次業務優先だから他からの干渉があってもほっておいても良かったが、2.4GHz以上では2次業務なのでほとんどが共用帯で使用者と相談していく必要がある。今はこのぐらいの高周波数でもみんなが使える機器が出来てきているので、電波の世界がどんどん変わりつつある。
その次ぎもまた、アマチュア無線家による御講演。主に地上でキューブサットの受信に関するお話。アマチュア局は全国に所在。多くの受信ポイントを確保できる。個性的な設備環境を持つ多種多彩(才)の人達による情報交換によって、データ受信・様々な解析を行うことが出来る。日本製のTNCは見かけたらすぐ買うべし!とのことだった(笑)使っている(使える)主な機材は以下。
・TNC:TNC-20H、TNC-22、TNC-220、TNC-505、DANET12Mなどデジタル通信用
・リグ:FT-256MX、FT847、TS-790+PA、IC-820、IC-821、IC-910、IC-970などアナログ機器
・トラッキングソフトCALSAT32、JAMSAT TrackBox、Winorb*WoStars
各地のアマチュア無線家のデータを交換することにより、画像データを補正することが出来る。今後のGSNの実証実験を進めたい。日本列島を全部撮影してみたい。等々

続いて各大学の所信表明。ビデオ撮ったりで忙しくて割愛;資料あり。まぁしかしホント沢山の団体が参加してるなぁ。。。。
多くの団体が”能代宇宙イベント”を目標に掲げてることに少し感動。なんか能代宇宙イベントもオーソライズされてきたものだ。
またいろんな企画(例えばノズルを作るから使ってね、とか)も日本全国で進んでいるようで、UNISECのアクティビティーの高さが光っている。

UNISONプロジェクトの活動報告。
地上局ネットワーク、母校訪問、共用ランチャー、缶サット放出用ロケットの開発に関する発表。詳細は割愛。
新規のプロジェクトとしては以下が提案される。今年からは半年で成果を目指すショートプロジェクトを募集。以下の5つが示される。
・母校訪問プロジェクト→本年度は10件訪問を目標
・極圏での衛星運用実験→国内に比べて4倍の運用時間を確保できることが魅力。kirunaにターゲットを絞り、極圏に於ける遠隔衛星運用実験。kiruna、オーロラが見えそうだなぁ。。。
・内之浦宇宙空間観測所での、学生によるロケット打上実験に関する検討会→実施に向けていろんな問題点を検討。
・能代実験利用促進プロジェクト→うむ、中井が来てない。
・UNISEC研究室紹介プロジェクト→高校生に向けた進路選択の資料作り。うむ、秋田大にも高校生が来たいと思うかな?

そろそろメモ取るのも息切れしてきたぞ、っと(^_^;

ワーキンググループ紹介
・広報ワーキンググループ
・能代宇宙イベントワーキンググループ→ありゃ;代表俺だったか;
・超小型衛星ワーキンググループ
・地上局ワーキンググループ
今回は地上局ワーキンググループの活動報告。テクノロジーの開発と地上局のソサイエティーを作っていく2つの大きな柱がある。
地上局を何のために使うのかをよく考えて行く必要がある。複数の衛星で何かを実現するなどにも使えるのではないか?
それから能代宇宙イベントに関する報告。最初学生が発表して、僕が付け加えたんだが。。。なんかしらんが秋田は大変な場所という位置づけになってしまったらしい;なんか変なこと言ったっけ?(^_^;

そして最後。特別講演 JAXAの方から、UNISECへの期待
川島さんの質問が秀逸。UNISECへの支援をしていただける方向なのか、自助努力で頑張れという方向性なのか?→金銭面に関しては減ってきているが、技術設備を貸す、技術指導をするなど、お金はかからないが実際的な援助は今後も拡大して実施していきたいとのこと。

とまぁこんな感じでした。駆け足でメモ取ってたので、なんか変なところがあったらごめんなさい。御指摘いただければ修正いたします。

・活動報告会

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