すみません、ちょっとバタバタしていて遅くなりました。
いよいよ明日、宇宙政策オープンゼミですが、明日向けの最新資料を以下に置きました
メイン資料補足資料です。
じつは1/13におそらく最後の?専門調査会が開かれ、そこで体制論はほぼ決着しました。
この資料はまだ公開されていないのですが、明日のゼミではその資料も使いながら、説明をしたいと思います。
この最新資料に基づいて一部変更を行ったのと、Mt.Kさんのコメントにも関連してありましたが、大型固体にしろ液体系にしろ、『自在な宇宙活動』を維持する基幹技術に変わりないよね?という御指摘を戴き、そりゃそうだなぁと思ったところもあり、加筆修正しています。
またコメントで意見のあった部分も入れて見ました。

いずれにせよこの資料はオフィシャルな資料でもなく、また明日、完全にしなければ成らない資料でもないので、その点に御留意ください。
ただし一方で、体制の大枠が決まった中、例えば部会の設置をどうするかとかは非常に重要なテーマと成ってくるので、その部分は明日を皮切りに、是非、議論を深めていきましょう。

だいたい、専門調査会で独立行政法人たるJAXAの役割云々が話し合われているのと同じ日に、『文科省所管8法人を統合』とかいう提言が出てきているとか、政府としての政策の一貫性はどーなった、って感じですよね(^_^;

神谷さん、明日は久々にお会いできるようで楽しみです。サブオービタル観光市場のサポートですが、基本、これは国家戦略として実施するのかビジネスとしてやるのかで話しが変わってきます。
基本的にはビジネスだと思ってるのですが、航空戦略ともあわせて考えるということであれば、部会の中で航空戦略部会のようなものが置かれるなら、そこで議論されるべきでしょうね。
でも実際の所、航空戦略に関してはほとんど議論されておらず、非常に弱いところです。
一方、ビジネス化はそれは推進母体たる民間の団体・企業がないと政府としても推しようがないわけで、実施機関としてのJAXAに出来ることも限られます。
まずはそれをビジネスとして実施したい国内の民間勢力を統合するところからかと思っています。

・最新資料

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・最新資料” への4件のフィードバック

  1. おはようございます。宇宙政策オープンゼミ、今日ですね。お疲れさまです。
    わたしは、今日は、毎年参加している新年イベントです。2011年を完了し、2012年を創作してきます。私の一年は、毎年このイベントからスタートです。まったく新しい一年にしたいです。
    ゼミの会場から近くて、始まる時間もほぼ同じです。そして、未来を描くのも一緒(わたしの場合は個人的ですが)、ワクワクします。
    今日も、大切な人生の特別な一日にしようと思います。
    ゼミも、大切な宇宙開発の特別な一日になりますように。心を寄せています。

  2. 1/15の宇宙政策オープンゼミで安全保障に関する部会の設置について質問した者です。1/15のご講演は大変勉強になりました。ありがとうございます。
    当日のゼミでは貴講演資料の別紙の表について議論する時間がなかったと思いますので、いくつか提案させていただきます。既に議論済みでしたらご容赦下さい。
    1.官民による宇宙インフラ構築
    ・基幹ロケットのアップグレード(H-IIIロケット?)。打ち上げ能力の向上だけでなく、コストダウンも目指す。
    ・既存の射場施設(種子島及び内之浦)のアップグレード。老朽化した設備の改修だけではなく、将来の打ち上げ能力を向上したロケットの打ち上げも可能にすることを目指す。
    ・民間企業による小型ロケット打ち上げを可能にするための法整備。
    ・海上からのロケット打ち上げ施設の構築(イメージとしてはSea Launch)。クリスマス島等を租借して射場施設を構築する案もあると思いますが、(費用を度外視すれば)射場施設は日本の領土内にあるのが望ましいと思います。赤道直下に日本の領土はないので、代わりに打ち上げの時だけ公海まで移動してロケットを打ち上げることを考えました。
    2.民需・官需の利用促進
    ・ベンチャー企業の参入促進のため、大学等の研究機関だけでなく国内の中小企業にもH2Aロケットやイプシロン等の相乗り機会を無料または格安で提供する。小型衛星の製造だけで数億円かかるため、さらにロケットの打ち上げに数億円出せる中小企業はほとんどないと思います。
    3.戦略的技術
    ・高分解能画像取得技術に加えて、高分解能画像の解析の出来る技術者の育成(技術者の数が不足気味ということを以前聞いた記憶があるため)。
    4.技術の国際標準化
    ・JAXA等の技術/設計標準の内容をISO/TC20/SC13&14に反映させる。既にデブリ及び構造関連で日本の意見がISOに採用されていると聞いていますので、他の分野についても日本の技術/規格をISOに取り入れるよう働きかける。
    5.外交的資産構築
    ・宇宙新興国に小型衛星と衛星の製造施設を売るだけでなく、イプシロン又はH-IIAロケットによる衛星の打ち上げサービスを合わせて売り込む。
    6.国内活力の高揚
    ・日本のロケット及び宇宙船によって日本人宇宙飛行士を宇宙に送り出す。急に火星に行くのは無理があると思いますので、まず人間が乗って地球に帰還できるHTV-Rを開発し、ISSへの打ち上げ及び地球への帰還を目指す。莫大な費用はかかると思いますが、成功した時の国内の高揚もまた大きいと思います。
    以上、的外れなところもかなりあるかとは思いますがいくつかあげて見ました。

  3. 宇宙戦略室ですが、例えば時事の報道では以下のようにあります。
    “藤村長官は、宇宙戦略室について「宇宙政策の司令塔機能と、(日本版の全地球測位システムとなる)準天頂衛星システムの開発、整備、運用の施策実施機能を担当することが予定されている」と説明した”
    つまりこれは、国家としての宇宙戦略が準天頂衛星の実現にあり、結果として準天頂衛星のプライオリティが高いという事でしょうか。
    と言う事であれば、国家としての宇宙開発の司令塔ができたとして、今年のようにはやぶさ2の予算が減らされる事態が繰り返されるかも知れませんね。

  4. 1/15の宇宙政策オープンゼミに出席したものです。ゼミは日本の今までと今後の組織の違いについて大変勉強になりました。ありがとうございました。
    体制論(特に宇宙政策委員会の部会)について質問(もしくは提案)です。
    秋山先生がご講演で、今後可能となる政策として、中国のように資源と衛星をバータするような政策が取れるようになる、とのことでしたが(ぜひそういう政策を考えてほしいと思いますが)それを考える部会はどこになるのでしょうか?
    考えられるパターンとして、
    ①利用促進部会
    利用促進部会が一番近い部会かと見受けられましたが、利用促進部会はおそらく宇宙を手段ではなく目的として考える部会になると思ってます。目的として考える部会(たとえばどういう探査衛星を開発するか等)ももちろん必要ですが、そこだけ考えていては、中国のような政策は出てこず、実現されないように思います。
    ②(宇宙戦略室の上?の)国家戦略室
    資源と衛星のバータまで行くと、宇宙政策委員会の範疇外と考えて、国家戦略室に任せることも考えられます。ただし、今までの日本では(ゼミでも話題になりましたが)宇宙に戦略がなかった状態であり、今のままではこれからも戦略がない状態になりかねません。
    ③ 宇宙戦略室
    宇宙戦略室はご説明を聞くと、官僚組織とのことなので、戦略にそった政策が考えられるところに思います。したがって、国家戦略室同様に戦略が出てこないように思いました。
    ④ 専門部会を作る(例えば、”戦略部会”)
    ①~③を踏まえ、いっそ専門部会を考えられてはいかがでしょうか?専門の組織を作ると、その組織はそのことを真剣に考えるようになり、日本の宇宙分野に戦略が生まれることになるのではないかと思います(なお、秋山先生案では航空戦略部会があって宇宙戦略部会がないのも少し不思議です)。
    あと、国家予算を投じる目的に関してですが、宇宙技術を日本が維持/保有することで東アジアの安全保障的な役割を担うことができないでしょうか?
    10年後、20年後を考えたとき、東アジア(ベトナム、インドネシア、フィリピン、台湾)は経済成長を遂げ、おそらく自前のロケットを持ちたいと考えます。そのとき、最初は固体ロケットの開発/保有から始まると想定されますが、そうなった場合、弾道ミサイルへの転用を考えると中国が過敏になり(北朝鮮がテポドンを開発した日本のように)東アジアに緊張が生じます。そういったことを予防するために、日本が宇宙へのインフラを各国に安く安定して提供し続けることは安全保障として機能するのではないかと思います。(例えば、日本が有人ロケットを保有しない動機の1つに膨大な開発費を投じなくてもアメリカがシャトルで連れて行ってくれてたことがあると思います。)日本のアジアでの立場を考えるとそういったことも戦略として可能になるのではと感じております(同じロケット保有国である中国では無理です)。
    以上、長くなりましたが、ご講演を聴いて、思ったことを書いてみました。
    ぜひ次のゼミも出席したいと思いますので、その際はよろしくお願い申し上げます。

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