昨日、毛利さんとお会いしてきた。実は毛利さんには12年前かな?にも一度お話しをするチャンスがあったんだけど、話してなかったりする。ISTSの懇親会で、横浜磯子プリンスの会場で一緒でした。周りの人達はみんなそれぞれ挨拶に行ったりしてたんですが、”毛利さんって一度あった人のことは忘れないらしいよ”という話しを聞いていた僕は、”こんな弱小ゼネコンの平社員として記憶されるわけにはいかないっっ!”という妙な意識が邪魔して、ぐっと我慢して会いに行きませんでした(笑)
それから12年。
弱小地方大学の、助教として会ってしまいました…orz
だ、ダメじゃん;;
あの当時は、”もっと偉くなって、向こうから会いに来るぐらいになってやるっっ”と思ってたのになぁ。すっかり夢やぶれております。いやはや。

まぁこの話は毛利さんとは関係ないんですが、ここ3年ぐらい?の自分の仕事を振り返ってみると、在る程度自分が想定した範囲内で仕事が出来た気がします。それに対する知識もそこそこ有り、問題点や解決方法も想定でき、あらかじめ対処を考えながら進めて来れたように思います。もちろん色々と新規なトラブルとかは在りましたけどね。自分の力で対処できる範囲内だったと。
しかしここ最近、そろそろ自分の創造力の欠如というか、予想しなかった領域に足を踏み入れつつあるなぁと感じます。まさに手探りの日々。何が良いのか悪いのか、その判断基準すらわからーん、といった感じでしょうか。
日常的に学生を見ていると、どうしてそんなところでまごまごとしているのかなぁ?とか感じることがありますが、こうやって考えてみると僕も全くかわらんですな。後から振り替えて、あの頃はあんな事で手探りになってもがいていたんだなぁと思えるような日が来ると良いのですが。

中島敦が悟浄歎異で書いていたことですが、おそらく孫悟空やピーターパンはあまりに天才なので、自分が何か問題に直面し、それを解決している時にはほとんどストレスを感じていないのでしょう。彼等には一筋の道がみえているのです、きっと。複雑な問題でもその要素要素がちゃんとわかっていて、その要素要素を一つ一つ解決することで、全体としての複雑な問題を見事に解決できる。しかし孫悟空もピーターパンも悪いところは、あまりに天才なのでそれを自分でどーやって解決できたのかが、自分でも自然に解決しすぎてわかっていない(笑)。
僕ぐらいの凡人だと、時折道筋は見えてくるけれども、ちゃんと自分がやった解決方法はわかってるんですけどね。ちなみに学生の中には、職人肌の連中が何人か居ます。しかしこやつらは残念ながら天才ではない。なので、気がついたら様々なトラブルの中で、自分の技術力を向上させていて、”既にやったこと”に関しては丸で魚が水の中を泳ぐのを意識せずに泳いでいるようにスイスイ泳いでいる。しかし新規のトラブル、複雑な問題にぶつかったときに、過去にも自分が同じようなトラブル・複雑な問題を解決していったことをすっかり忘れていて、”こんなのできないよー”と右往左往しだす。この辺が天才じゃないんだよなぁ。そう考えると、まだ道がちょっとでも見えてくる事があるおいらの方が天才だね。いや、単に年の功で、経験値を積んでるだけか…orz
まぁそれで良いのでしょう、多分。最近、学生が気づいちゃったんですが、他所の大学だと結構、いろんな作業を技官さんにやってもらっちゃってるんですよね。それがうちでは貧乏なので、技官さんが居なくて頼めない。なので、秋田大のロケット/衛星って、ホントに100%、学生の手作りだったりします。これはなかなかすごいことなんですけどねぇ。彼等は他の大学の様子を知らないので、他の大学でも学生が旋盤やフライス盤で金属の削り出しを全部自分達でやってると思ってたんですよね。僕的には金額的にも助かるし学生の技術力向上にもなるのでしめしめ、とほくそ笑んでいたわけですが。チッ。気がついてしまったかw
気がつかれても現状はこのままでかわんないんですけどね(笑)そろそろ事務員は入れないとどーにもこーにもやってられないので何とか考えていますが、技官さんはどうなのかなー。春からつくと良いけどね。つかない可能性もあるよなー。

まぁお互い、これからも手探りで頑張りましょう。あと、頼むから喧嘩ふっかけないでくれ(笑)学生に言わせりゃ僕が喧嘩売ってるって言うんだけど、ぜーーったいそんなこと無いから、ホント。そんな無駄な喧嘩するほど余力残ってないですからっっ!

・手探りの日々

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