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・修正の案内” への2件のフィードバック

  1. 資料・ブログありがとうございます。
    先生の資料の中で
    内閣府→JAXA
    文部科学省→ISAS
    とJAXAを縦割りにしているように感じますが
    JAXAとISASをそのような切り分け方であっているのかが疑問に思います。
    科学衛星や国際協力(ISSも含まれている?)を担うのがISAS
    産業として推進していく宇宙開発を担うのがJAXAということでしょうか?
    またここ議論で経済産業省の下にあるMETIについてふれられていないのですが、
    それには何か意味があるのでしょうか?
    国としての宇宙開発を考えていくのであればMETIについても視野に入れるべきだと思います。
    以上、簡単で申し訳ございません。
    当日は宜しくお願い致します。

  2. 回答ありがとうございました。以下再コメントさせていただきます。
    <JAXAとISAS、ISSの実施主体>
    JAXA的とよんでいるコンフィギュレーション管理等を軸とした開発手法と、ISAS的手法では開発可能な宇宙システムの規模に差があると思います。ISAS的手法では数百キロの衛星が限界ではないでしょうか?また、ISSのような国際協力ではJAXA的な開発手法がNASAから標準要求として要求されますので、ISAS型手法でプロジェクト実施するのは現実的ではないと思います。
    ISAS手法のメリットは迅速性、柔軟性等でしょうからそうした特性を生かすべきである科学衛星や萌芽的技術の実証に限定すべきかと思います。
    500㎏以上の衛星やISSのようなシステムはより堅実なJAXA手法で開発すべきと思います。
    また、基盤技術の開発については、予算が限定される環境下では、衛星やロケットのロードマップに従った戦略的な技術開発が要求され、そのためにはプロジェクトの現場で経験を積んだ技術者が容易に部署異動でその基盤技術部署につけるようにJAXA内にぶら下げるべきだと思います。
    従って当方の意見は
    ISAS-現状ISAS+JSPECの小規模部分
    JAXA-それ以外です。
    <輸送系>
    液体系について、20年スパンで基幹ロケットを更新していく場合の技術の維持について考えないといけません。
    <「実利用に向けた宇宙開発活動」の定義>
    技術実証の済んだ衛星の開発(完全に技術開発要素が
    ゼロなら民間委託となるか)、とミッションがニーズに基づく利用である衛星の技術実証も含めて上記と呼んでいるのだと推察いたします。JAXAは技術開発要素のない衛星(例、枯れた技術のみ集めた堅い設計の衛星)は今までやれなかったのを、それがビジネスで使えたり、研究開発以外の目的で有用であればやれるようにする、というのが内閣府にJAXAがぶらさがり、執行機関になる意義と思います。
    <部会の位置づけ>
    部会の構成員に偏りがあることに対しコメントしました。回答としては、部会は提案をするだけで、大局的な議論は政策委員会でされるのだからそこで他の要素は加味される、というご意見かと思います。当方の危惧は、政策委員会の議論は部会の提案に強く依存し、それをたたき台として委員会での議論が進んだ場合に、果たして他の要素が加味される余地が残るかということです。
    設計者の会議が部会で、審査会が政策委員会というイメージです。設計者の会議では、けんけんがくがくいろいろな要素を盛り込んで議論を進められますが、審査会のレベルになるといくつかのコメントを出せるものの、設計の根本をかえるほどの影響は与えられないのではないか。そういうことを考えると設計者の会議にあらゆるものの見方の出来る人を追加するのが安全のような気も致します。従って、部会レベルにも様々なバックグラウンドのメンバを含めているべきではないでしょうか?
    蛇足でコメントしますが、現在の宇宙機の仕様は技術的な要求のみですが、研究開発以外の国益も含めていく場合は、そうした要求に加え、それ以外のミッション要求が加わる必要があるのではないかと想像します。例えばJEMの窓やかぐやのビデオカメラは技術・科学的なミッション要求の達成のためというロジックだけでは搭載されなかったでしょうが、広報や人文といった成果の面では大きな効果を果たしました。技術要求と、こうしたそれ以外の要求が仕様上コンフリクトがあった場合に、今までは技術至上で判断できたところが、JAXAが内閣府にぶらさがり、中期目標等に技術開発以外の要素も加わることで、こうしたミッション要求の判断、審査基準も変わっていく必要があるのだと思います。これをどのように形にし、技術至上主義をミッション要求、設計仕様レベルに反映していくかが、ものづくりをしている方々の新しい挑戦になろうと思います。

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