超小型人工衛星開発グループ、スペースデブリ研究グループに分かれている。今年度は地上局とCANSATに関する活動を行ってきた。地上局ではHITSATの初期テレメトリーデータ取得を行い、地上局ネットワーク参加に向けた施設・ソフトウェアの整備をすすめている。CANSATは4年生の訓練プログラムとして、能代宇宙イベントへ参加した。
九州大学では2002年に50kg級の小型テザー衛星による母機・子機間分離技術及びテザー伸展技術の実証を検討。2003年にQTEX-PR(民生品を用いたバス機器開発の実証)、2006年6月よりオーロラ帯磁化プラズマ観測衛星QSATを地域連携で立ち上げる。オーロラ帯を通過する衛星の帯電状況を観測すると同時に、磁場・プラズマ密度の観測を御子に間、衛星帯電現象のメカニズムを解明する。また理工学融合の教育研究活動の場をていきょうし、民生品を用いた衛星バスシステムを開発し宇宙で実証する、地域産業と産学連携をはかり、宇宙産業を育成することを目的としている。
QSATは20kg級の衛星。打上時には箱形だが、軌道上で伸展ブームを1.5m伸ばして地球を廻る。1年の運用を予定。プラズマプローブ、マグネットメーターを搭載予定。構体はCFRPを利用して軽量化。熱制御は塗料を利用した自動制御を行い、ヒーターなどによるアクティブ制御も予定している。通信はアマチュア無線バンドを利用。アマチュア無線家へのパケット通信サービスも予定している。それぞれのユニットが、並列のユニットネットワークを組むようにして開発の効率化を図っている。また冗長性の構成もしやすくなっている。サンセンサーにより姿勢推定を行い、3軸磁気トルカにより姿勢を制御し、ブームを伸展してから重力傾斜安定を利用している。制御方法に関しては今後の検討でつめる予定。バス機器に関するEMが完成、各種環境試験・動作試験を行っている。ミッション機器に関してはBBMによる機能確認が行われ、EMの開発を行っている。2008年8月に完成予定である。打上はH2Aを想定している。衛星は極軌道を通ることを想定している。
研究室として良くまとまっている研究開発体制だと思った。学生のコミットってどのぐらいあるんだろう?とおもってたけど、質問として、”2年後に完成するのに君は何時卒御するの?”とあった。鶴田君は1年後に卒業らしいのけど、打上まで卒業しないとかという発言もあり。というわけで、実は学生がかなり主体性を持って進めているのかな?

・九州大学に於ける超小型衛星開発プロジェクトの活動報告(九州大学 宇宙機ダイナミクス研究室 鶴田さん)

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