現在、コメントを3つ戴いており、既に2つにはお返事をしております。
1/15は出来るだけ無駄なく議論を進めたいので、ここで聞けることは聞いちゃってください。
既に1/15は40名ほどの参加申込みが来ておりますが、むしろこの40名の方は、ここで1回質問してから参加するぐらいの気持で来て欲しいです。

さて新しいコメントへのお返事ですが、
・新生JAXAと新生ISASに関して
この二つを分けちゃうのか、同じ組織だけど新生JAXA的な部署の主管を内閣府・新生ISAS的なの主管を文科省にするのか、そこはまだ議論があるところです。
僕の意見はどっちでも事務的に・JAXA/ISAS的にやりやすい方でやって戴けたら、というところで、あまり重点を置いていません。
ただし、一緒にするとそこで最初に予算の提出段階で科学なのか外交力なのか産業なのかに優劣をつけちゃうことにもなりかねないので、その点の判断は全て宇宙政策委員会に任せましょう、と思っています。

またこの資料では「共管」については書いていませんが、新生JAXAには経産省や国交省・農水省・防衛省等、利用に係わる省庁が共管として入り、直接JAXAに仕事を依頼できるようにするべきと思います。
このあたりは専門調査会の資料でもそのように書かれています。
科学衛星・国際協力(だけじゃないけど)/産業というのが新生ISAS/新生JAXAの切り分けというのは、少なくとも僕のこの資料での主張はその通りです。
でもこれはまだオーソライズされた意見でもコンセンサスを得た意見でもありません。

・宇宙政策オープンゼミ 当日のスタンス
現在、参加申込みを戴いたのは50名弱となっています。
どうもありがとうございます。
当日ですが、坂本さん・秋山の発表は当然実名での発言ですが、会場からの質問・意見は、実名でも匿名でもokです。
希望される方は名乗ってから御意見・御質問をしてください。
匿名希望であれば名乗らなくてもokです。
ちなみに映像でのネット中継はするつもりはありません。またそのような御希望があってもお断りしたいと考えています。
見たい、聞きたい、知りたい。そう思ったら出てくるぐらいの価値がある内容の話をするつもりです。
是非、我々のその気持ちに答えて、出てきて、さらには座っているだけでなく、御自身の御意見を述べていただけると嬉しいです。

もし会場から個人的にtwitteされる場合は、「自ら労を負わずして簡単に情報を得る(あるいは得たつもりになる)事はどういう事なのか?」をよく考えて、御自身の御判断で、御実行ください。
またtwitteを実行される場合は、最低限、上記の発言者の情報に関する精神をお守りください。
(すなわち、顔見て誰が話しているかわかっても、匿名で話されているならお名前は伏せてください)

今回のゼミの目的は、新しい宇宙開発体制が構築されたときに、それを国民全体で支援できるような雰囲気を構築したい、そのために必要な情報や議論等をきちんと広めたい、というものです。
せっかく新しい意思決定の体制が整っても、そのことが周りに理解されず、様々な不理解・無知から起こる誤解などを解くために無駄なエネルギーを費やすことになってしまったら、我が国の宇宙開発は、ホント、世界の中から立ち後れてしまいます。
そのために早い段階から、みんなで疑問点を出し合い、そのことに関して正しい理解を広げ深めること。そしてみんなが議論をして、新しい体制に精神を入れていくことが出来るようにしていくこと。
そのスタートとして、このゼミを実施したいと思います。
なので必要があれば第2回・第3回と、私もつき合うつもりです。
是非これを良いスタートとしましょう!

・新しいコメントへのお返事
>日本だけの力で歩んでいく?
いえ、全然そんなことはないですよ。むしろ、新生JAXAが担うべき産業化の部分は、国際マーケットを考えつつ、国際協力を実現しないと無理です。
僕が昨年、5カ国も10カ国も廻ってるのはそーいう観点からです。
利用推進部会ではそういった調査に加えて、分析をきっちりとやって戦略立案をする機能が必要だと思います。

・さらに新しいコメントへのお返事
>ISSの実施主体
「ISAS的手法では数百キロの衛星が限界」というのはなかなか刺激的な表現ですが(笑)、えーと、もしそれが仮に事実としても、何から何までISAS的手法にこだわらなくても良いのでは?その部分は別にJAXA的手法でも問題なしです。
ポイントは、「価値判断を同じ物差しで出来ない物を一つの組織内でまとめると、その組織を出るときの優先順位が物差しが違うのに1番・2番とついて出てきちゃうよ?」という点です。

>20年スパンで基幹ロケットを更新していく場合の技術の維持
まったくもってその通りだと思います。

><「実利用に向けた宇宙開発活動」の定義>
技術が実証されても、そこから実用化されるまでには「死の谷」が横たわっています。其所を渡すための作業をしていくというのが実利用に向けた活動だと思います。

>部会の位置づけ
「政策委員会の議論は部会の提案に強く依存」しない、別の視点を政策委員会のメンバーは持つべきだと思います。という点で、私も同意見です。
それが出来ないとこのシステムは廻らないですね。というか、それが出来ないなら、そもそもこの体制論は何やっても無駄ですね。
部会レベルのメンバーにもそこで焦点をぼかしても仕方ないと僕は思います。

あと、今回のオープンゼミの議論で僕が重視したいと思ってるのは、体制論の細かな話しではありません。
体制論の話しを上げているのは、「従来の文科省設置法の範囲内」から「政府全体の範囲内」に宇宙開発の価値判断が広がることを理解するためです。
同時に、国家全体の視点から判断がされるような仕組みを作る、というのが今回の体制改革の目的であることを理解するためです。
このあたりの議論は戦略本部事務局で粛々と進められるので、我々が議論してもあまり意味がありません。
ただ、戦略本部で行われている議論の中身を正しく理解することは、非常に重要だと思います。
だから今回、この話を最初に書いています。

しかし最も重要なのは、それを受けて、「じゃぁどんな方法(ビジョン・具体的なプロジェクトなど)でsustainableな宇宙開発を実施しますか?」という議論だと思っていて、実はここの部分にはまだ、専門調査会の議論は余裕が無くて話しが至っていません。
其所の議論を是非、突っ込んでやりたいと思っています。

・コメントへのお返事

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・コメントへのお返事” への1件のフィードバック

  1. Sustainableな宇宙開発をどのように実施しますか?というのがパッとイメージを共有できなかったのですが、ビジョン、戦略、戦術、ロードマップといったものの具体的な内容を議論したいということでしょうか?jaxa2020のような話を宇宙基本法、新体制の前提で考え直すような。

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