我々は伊達や酔狂で学生教育なんぞに取り組んでいるわけではない。喰うや喰わずで、睡眠時間も削って、プライベートも削って、土日もなくて、それでもやっぱり、このまま手をこまねいてはいられない、そう思うからやっている。
研究のためにやっているわけでもない。まして、学生のお遊びにつき合っているわけでももちろんない。
スプーンフィーディングではなく、自分で何かを求める人材を育てること。どこかで面白そうな事をやっていたら尻馬に乗りに行ったり、ただその周りに居ることで満足するような付和雷同的な人間を育てたいわけじゃない。自分がやりたいこと。人間がやるべき事。そういったことを長期的に見て考え、今、自分の周りを見て、しっかりと大地を踏みしめて、手がかりを捜して自分で道を造って行ける人材を育てること。それが戦後、60年を経た日本に生きる一人の人間として、歴史に答える一つの必要な作業だと思うから、やっている。
やるべき事を教えるのはたやすい。しかしやるべき事を見つけ出す感性だとか能力を植え付けることはとても難しい。表面に現れる事象の劣化コピーは簡単だが、そんなことを求めている訳じゃない。考えて、感じて、その結果としてオリジナルなやるべき事を見つけ出せること。実行できること。それが僕が育てたい人材だ。

時々、いや、ほとんど毎日、嫌になる。全然無理じゃんと思う。でも、そのたびに、僕が敬愛する沢山の人達に言われた事を思い出す。100人の中で、1000人の中で、1人でもそんな人材が産まれたら、それで十分じゃないですか、と。でも、その1人が誰かなんて事は、20年とか30年とかしないとわからない。だから、残りの99人にも、999人にも、真剣に当たらなきゃいけない。そうしないとその1人も育たない。そう信じている。

・・・信じてるんだけどなぁ。。。。
ぇ?ひょっとしてその1人が居るというのが、都市伝説だって???(T-T )( T-T)ウルウル

上を向いてぼけよう。涙がこぼれないように。

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