他国が何故宇宙開発を推進しているのか?というのも検討しているのですが、今回はその部分は割愛。我々が上記の2点のために宇宙開発をするとすれば、今後、世界がどのような方向性に、どのぐらいの時期で進んでいくのか。それを考える必要があります。これに関してもまだまだ不十分ですが、ざくっと考えてみたのが以下です。(項目の一番左端の部分が、実現されるだろう時期だと思ってみてください。内容・表記共に、まだまだポリッシュアップが必要ですね。。。)

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これらのタイムスケールの中で、我々は2つの宇宙開発の目標をどのように実現していくのか?
一つ目は、きちんとした情報分析・政策立案組織を作るべきだと思っています。先だって我が国は、アラブ首長国連邦への原子炉売り込みで、韓国に負けた手痛い事件がありました。この原因は色々とあるとは思いますが、僕は大きく考えて2つ(というか根っこは1つなんですが)あると思っています。まず、日本側に比べて韓国が先方に何度も出向き、先方のニーズを詳細に把握していたこと。そしてそのニーズに基づき、先方の技術者養成のプログラムをつけたこと。
宇宙開発が自動車産業のような、我が国の「売れ筋」の、外貨獲得手段としての産業になるには、このようなきめ細やかな、ユーザビリティーに溢れた商売を行う必要があります。そのためにはきちんと情報を収集し、分析・政策立案を行う集団を持つ必要がある。これはアメリカでもヨーロッパでもやられていることです。

次ぎに重要なのは、上記の海外でも同じ事なのですが、きちんと「ユーザーコミュニティーを育成すること」です。これまで我が国はアメリカとの関係の中、実用衛星ではなく何らかの開発要素が付いた衛星しか作ってきませんでした。その結果、開発者の視点ばかりが出てきて、ユーザーの視点が欠如していた。今後、産業化を進めるにはこの「ユーザーからの視点」、また「ユーザーコミュニティーの育成とその要望に基づく衛星製作」が重要になります。もちろん国が投資する部分は開発敵要素があってもokです。重要なのは、国費の投入が呼び水となり、民間投資を産み出すことです。この体制が重要になる。
じつはこの点を、衛星系だけではなく、輸送系でも考えるべき。僕はそのように思います。

まだまだ詳細を書き出すときりがないのですが、まずはこのあたりが、現時点で僕が考えている日本の宇宙開発の取るべき方向性です。御意見等いただけますと幸いです。

・考えられる宇宙開発年表(実現時期予測)と、具体的な実現方法

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