昨年、有識者会議のメンバーとして参加させて貰ったときに、山川先生と二人で「タスクフォース会合」をやろうと発案し、やはり委員の一人だった薬師寺先生を説得、松井先生や中須賀先生にも賛成して貰って、実施にこぎつけた。このタスクフォース会合をまた実施しようと思う。
実施日は5月13日。招集は中須賀先生と私が個人的に行う、アンオフィシャルな会合だ。また残念だけど、昨年同様、議事は非公開とさせて戴きたいと思う。もちろん会合後にはしっかりと記者会見を行うつもりだ。同時に可能であれば、オフィシャルな存在である宇宙開発戦略本部専門調査会の方々にも御参加戴きたいと考えており、政府として、国として、方針を決める際に参考として戴ければと考えている。
今回の会合の目的は体制論に関する議論。今回の震災で必要だったのは「R&D」だけではなくその先の「実利用」が可能な体制・社会構造作りであることを誰しもが感じたと思われるが、それをこの社会の中で、この分野の担い手として係わっている人達が、どのような方向性で共に歩んでいけるのか、そのコンセンサスを作りたいと考えている。
またもっと重要なのは、このような流れが今後、是非議論がされるべき我が国の危機管理に関する議論の重要な一つの基盤となってほしい、ということだ。我が国の危機管理、もっと言えば、一人一人の国民の意識は大きく変わらなければならない、大きな分岐点に来ていると思う。それに対してまず、僕が参加している宇宙の分野ではこういう事を考えているよ?と明らかにしたい。
そしてそれが呼び水となり、他の分野でも是非そのような議論が起こることを期待している。「誰かが考えてくれる未来」ではなく、それぞれの当事者が今回の件をどう考えたのか。今、どうすべきなのか。その足並みをどうやってそろえていくのか。いろんな分野で、多くのタスクフォース会合が開催されることを期待している。
そうやって様々な分野で意見がすり合わせられて、それらが集まり、より高次の議論を経て、最終的どうやって我々自らの手で、日本の将来を作り上げていくのか。社会に働く一人一人が、当事者意識を持ち、確かな手応えを持って社会を変えていく。そういう大きな流れを作っていきたいと考えている。

ローマは1日にしてならず。また一人でも作れない。誇り有る「プレーヤー」としての個人の集合体としてのこの分野のコンセンサスを形成していく一助として、タスクフォース会合が機能するために、頑張ろうと思う。

急な申し出にもかかわらず御参加をいただける皆様、どうかよろしく御願いいたします。

・タスクフォース

Post navigation


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です